Re: MIT.の電脳遊園地

といっても某工科大学のことじゃないですよ。

いまごろ初代ヘッドマウントディスプレイ(HMZ-T1)買ってみた

MIT.です。

昨日秋葉で衝動買いしました。HMZ-T1 ¥37,800。

もちろん(?)中古です。この値段なら新しい体験への投資としては悪くないでしょう。親も興味あると言っていたし、まずは自分で体験してみないとね。

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ということで、使ってみての感想など。

 

  • 明るい
    有機ELだからもちろんだけど、周りを遮光しているからというのもあるでしょう。
  •  3Dがめちゃ綺麗
    左右独立して絵を出すから、チラツキもないし3D疲れがない。上記の明るいというのも、シャッター式に比べて光量半減効果がないぶん倍明るく見えるというのもあるでしょうね。
  • 映画1本見るにはやっぱり重い
    長時間使っているとヘッドバンドが頭皮に食い込んできて結構痛いです。頭の形が合わない人はニット帽とかかぶってから使ったほうがいいかも。
    T2が20%以上軽くなっているということだけど、それって主にはイヤホン部分をなくしたことによる側面の軽量化でしょうし、ディスプレイ部分の仕様は基本的に変わっていないんだから、前面の重量はそれなりにあるでしょう。となるとヘッドバンドの改良で装着性がどのくらい上がっているかがポイントになると思いますね。
  • ちょっとずれただけでぼやける
    綺麗に見える調整範囲がシビアです。きちんと装着・固定して、しっかり調整しないと少しずれただけで焦点が合わなくなりボケます。
    ちなみにこれ、メガネみたいに鼻では固定しません。おでこと後頭部のバンドで固定します。鼻の部分は浮いた状態になります。
    で、映画を見ていたらクライマックスあたりからヘッドバンドが痛くなってきて、ちょっとずらしたらもうぼやけてしまって元の位置に戻せず ^^;) その後ずっと手で押さえてました。
  • 遮光が不十分
    ここはまあ考え方かも。
    没入感を上げるためには遮光性が高いほうがいいに決まってるんだけど、これをかぶったままPS3のコントローラを探したりするときには、少しは周りが見えたほうが良いわけです。一度外してしまうとまた調整するのが面倒くさいので、つけたままそのへんを手さぐりすることになります。
    T1は下側から入ってくる光を遮るためにゴムパッドが付属してます。が、私はどちらかというと上からの光のほうが気になりましたね。
    T2はここも改良してるみたい。 
  • 音が意外と良い
    T2の改良点として自分の好きなヘッドホンが使えるということですが、T1の音も悪くはないです。というより、全然問題ない。
    見た目はしょぼいオープンエアー型のヘッドホンですが、このへんはさすがSONYといったところ。低音もしっかり出てます。
     

とまあ、ざっくりこんなところですね。

T2はT1の不満点をすべて改善しているという点で買いだと思います。